2017-10

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プライズデー 本番 

今まで、この時のために頑張って準備してきた。
と言っても、
たった2日か3日のことですけど…ね。
この短期集中型がモルディブだわ。

でも、この短い時間にやり遂げてしまうところにはいつも感心させられる。

予定をたてなくても、細部まで決めなくても、役割分担が適当でも、行事は成り立つ。
別に平気。

必要な道具だって、必要になったときに探し始める。
別に平気。

終電の時間がある訳じゃないから、終わらなければ深夜まで作業は続く。
別に平気。

人手が足りなかったら、関係者じゃなくたって、手伝いにくる。
別に平気。
(小さな島だから、島民みんなどこかでつながってる。ある意味全員、関係者か)

ただ、もっと前から計画的にやればもっと楽なのに…
完成度だって上がるのに…
という日本的な考え方は、私の中に当然ある。
(日本的な考え方を忘れたら、日本で社会復帰できなくなるね)

でも、こういう行事運営に関して、
この考え方をモルディブの人に求めることはしない。
先の予定はわからない。
でも、直前の変更に対応できるのがモルディブ人。
だから私も、先のことが見えない不安感はなくなったし、
直前の変更に、戸惑いも、いらだちもなくなったと思う。
「そうだったの?!」「そういうことだったの?!」
その場、一瞬だけ「え?!」と思うだけで、おしまい(笑)


さあ、プライズデー本番。
学校へ行ってみると…

「え?!」

外でした。

会場、外?!

教室3つ分の壁を外したホール。
そこの飾りつけをずっとしてきたから、
会場はそのホールだと思い込んでいた。
でも、考えてみれば、大勢が集まるセレモニーは
いつも外だったね。
忘れてました。


では、その飾りつけしたホールは何だったかと言うと…

パーティ会場2

パーティ会場

デザート

セレモニー終了後のパーティ会場

アイランドオフィス(島役場)
アトールオフィス(環礁の役場)
近くの島の校長
島のお偉いさんたち?
チーフゲストのリゾートのマネージャー。
まあ、そういうゲストの方たちがセレモニー終了後に食事をするための会場。
そのために、ここ2日間、一生懸命飾りつけをしてきたらしい。

「え?!」

子供たちは、この会場使わないじゃん……。


そう、セレモニー後にこの会場で食事をするのは、
大人だけ。

まずは、ゲスト。
そして、ゲストが終われば、学校職員。

パーティと言っても、ここのパーティは短い。
座って、食べながらしゃべっている時間。
15分?20分?

そのための飾りつけにしては、頑張りすぎでは…。


主役の子供たちはと言うと……

「えぇ……」

生徒用

なんの飾りつけもしていない教室でヘディカ。
特別じゃないんだ……。


ヘディカなのは別にいい。
でも、せめて少しでも飾りつけをしてあげたかった。



集合時刻20:15
始まったのは、結局21時。
他の島からやってくるゲストの到着が遅れたからだ。
(ちなみに、セレモニーが終わったのは23時過ぎ。そこからの食事だった。)

さて、30分の待ち時間。

モ人の先生は忙しそうにうろうろしていたけれど、
席も決められてなかったので、
後ろの方に適当に座って、おしゃべりしたり、
いろんなとこで写真とったり遊んで待つ
インド人先生たちと私。
外でとった写真は、どれも暗くていまいちなので、
せっかく掃除をしてキレイになったスタッフルームにて。

スタッフルーム

インド人の先生と

なんかこの写真見て……
インド人の先生たちといても私、浮いてない…
日焼けしすぎだな。
特に、足の甲………?


そういえば、服ですが…
以前、色は「緑」とブログにも載せたものの、
いつの間にかドレスコードが「黒&白」に変更に。

万国共通のいたずら

頭の上の指は私のものじゃないですよ。
通りがかった先生の万国共通ないたずら(笑)

…暗いけど

発光禁止のままになっていて、
暗いし、黒い服だし…
なんだかすごーく暗くなってしまった。



ステージも撮ってみたけれど、
なんだかよくわかりませんね。
暗くて。

ステージ

6年~10年生までの
学年1位~3位。
各教科の1位。
平均点の1位。
ケンブリッジOレベルの1位。

プライズは、2011年度、去年の成績優秀者に渡される。
去年の10年生。しかも成績優秀な子は、もう今は島にはいない。
だから、お姉ちゃんとかお母さんとか家族が代理で受け取る。
写真の左二人も代理。
Oレベルのトップは、一番最後に発表せれ、
クライマックス的に言われるのにもかかわらず、
本人はいない。という…。

そして、
このプライズデーは、
他の行事とは比べ物にならないくらいお金のかかる行事。

プライズ

こういうプライズを用意しなくちゃいけない。
とにかくサーティフィケイト好きなモルディブ人。
私たちも、体育のワークショップをしたら、
ここのしきたりにならって、
きちんとサーティフィケイト授与式をきちんと行う。
朝会でも、「算数のテスト満点!」とかいろんな理由で、
いつもサーティフィケイトが配られる。


テストの点数によるプライズ以外にも

ここでよく使われる
「discipline」という単語。
もっとも規律を守っていた優秀な生徒
の表彰。

それから、
ケンブリッジのOレベルでいい成績を出した教科の先生
の表彰。

4色対抗でいくつかのスポーツイベントが行われるが、
去年1年間で1位だった「ハウス=色」
の表彰。

そんなものもあった。



いくつものプライズがあっても、
ステージに立てるのは、一部の子。
同じ子が何度もステージへ上がる。


それが、
一番このプライズデーを通して気になったこと。

そして、
自分の活動についても考えされた。


すべての子どもに、
どこの子にも、
一人ひとりに、

「活躍の場を広げよう」

そういう考え方が日本の学校より薄い気がする。

いろんなプライズがあっても、
ステージに上がる子は同じ。
会場にいるほとんど子にとっては、
正直言って
「自分には関係ない」
そんな気持ちがあるんだと思う。

リスペクトが感じられない拍手。
無駄話。
ふんぞり返ったような座り方。
「早く終わりしろよ」という態度。
もちろん、全生徒ではない。
でも、そういう空気が会場から感じられたのも事実。

でも、ある意味仕方がないとも言える。
これだけ多くの人が関わり、
時間とお金をかけ、
派手に開催されたプライズデー。
でも、そのステージには、
一部の子が繰り返し上がってくる。


まあ、偉そうにこんなことを言って、
自分が今ここで、
今まで日本の学校で、
ちゃんとできているのか。
ちゃんとできていたのか。
わからない。

でも、

どの子にも、
活躍の場を与えたい。

どの子にも、
成就感を味あわせたい。

その気持ちはいつもある。


子供たちが活躍する場、
成就感を味わえる場
それを作るのが、
私たちの仕事

しかも、
すべての子に。
どの子にも。

教育現場って、
そういう場所であるはず。

週に1回の体育。
そこで、いかにして
子どもたちに成就感を味あわせるのか。

体育には、
その可能性がたくさんある。

そんな活躍の場を作りやすいのが体育だろう。


でも、難しいのは、
それをどうここの先生たちにも伝えるのか。
ということ。


ちょうどそんな話を他の隊員と電話で昨日話したばかりだった。


例えば、
昨日の体育。

時間外にわざわざ体育の時間を設けた。
それでも、全員が満足した顔で家に帰る。
それを見た現地の先生も当然うれしい気持ちにはなる。
だから、
「They are very happy」
と私に声をかけてくれたんだと思う。
こういう積み重ねだって、
体育の良さを伝えることにつながっていくはず。



昨日電話で話した隊員とは、
体育の成績について話した。

スキルの評価は簡単。
テストをすればいい。
評価の観点を決めるのが、まだここの先生たちには難しい。
でも、それは調べたり、聞いたり、経験していけばわかるようになる部分。

やっぱり、難しいのが、
体育の技能、知識以外の部分。

関心・意欲・態度
思考・判断

ここで、私が使っている言葉だと
Interest Cooperation Effort
の部分。

来週から始まるマット運動。

新しい技ができるようになることは、
新しい英語の単語を覚えることより、
「楽しさ」「喜び」
が大きいはず。

補助しあいながら技を練習することは、
隣の子に算数を教えることより、
「協力」「信頼」
が生まれるはず。

クラスメイトが決めた技を見ることは、
クラスメイトがテストでいい結果を出すことより、
「良さを認める」
ことにつながりやすいはず。

技の習得のために、練習することは、
英語のスペルを覚えることよりも、
「解決に向けての工夫」「努力」
がしやすいはず。

技ができるようになったとき、
新しい単語をどんどん覚えなればいけないときよりも、
「次の課題を選択する」
そのことに、楽しみ、わくわくを感じるはず。


マット運動で考えただけでも、
こんないいことがある。

そこを、
現地の先生に見てもらう工夫
伝える工夫と努力
それが必要ですね。





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バラーバル

Author:バラーバル
モルディブ、ゲマナフシ島
(2011/07/26
     ~2013/03/20)

青年海外協力隊として、
小さな地方島の学校で、
小学生に体育を教えています。

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