2017-10

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海との戦い

一週間ぶりに学校に行った。
先生たちに会った。
まあ、そうすると「どこ行ってたの?」
とかそういう話になる。

すると、
校長先生は…

「彼女は昨日、海と戦ってきたんだよ」

なーんて答えてた………


なぜそんなことを言われたかと言うと……




まず、マレのホステルを出たのは6時前。
今回は、事務所に手配してもらったから、
コンタクトナンバーが私ではなく、
事務所のナショナルスタッフ。
前日の夜、彼のところに
「フライトを変えられないか」
なんて電話があったらしいし、
時間変更があってもちゃんと連絡が来るか不安だったから、
かなり早めに飛行場へ行った。
なのに…
すでにチェックインカウンターはクローズに……
なぜ?!
と思ったら、フライト時間が40分早まっていた………
全く、時間通りになんか飛んだことないのでは?!
と思う、この国内線。
でも、どうにかチェックインはしてもらえて、セーフ。

環礁フェリーはちゃんと出たのだろうか…?
という不安は持ちつつ…
でも、今電話してフェリーが欠航になっていたら、
飛行機にも乗らずにまたマレに滞在することになってしまう。
「フェリーなくても、ティナドゥまで行けばどうにか帰れるだろう」
と思い、電話はせず飛行機へ。


雨は降っていない。
天気は悪くはなさそう。
空からじゃ、海の様子までよくわからない。
でも雲が多いし、動きが早い。
空からの景色1
空からの景色2


ヤシの木が観察できる位置まで高度が下がると、
風が強いことがよくわかる。


「たぶんフェリーないな…」
と思いつつ、学校の先生へ連絡。
そして、やっぱり答えは、
「今日は、フェリーはキャンセル。海が荒れてるからね」
「明日の隣の環礁フェリーもこの感じだと出ないだろう」
と来た。
さあ、ここからはとにかく島の近くに行く船を探す!
そのため、空港島からティナドゥ島へ移動しよう!!

と思ったら……

へ??

ティナドゥ行きのフェリーもなーーーーい!


ということで、
ここから、いろんな人が私の話を聞いてくれて、
そして、助けてくれることになる。


とりあえず、
最初はリゾート客に見られて、
「どこのゲスト?」
と聞かれる。
だから、
「ゲマナフシ島に行きたいんだ」
と言うと
「は?」
となり、
「先生をしているんだ」
と簡単な自己紹介をして、
とりあえず、目的を話す。
「ティナドゥへ行って、ゲマナフシ付近に行く船を探すんだ!」
と…。
「それは、いい考えじゃない…」
と言われながらも、とりあえずティナドゥへ行きたいと伝え、
助けてくれたのは「Aリゾート」のスタッフ。

空港のスピードボートに便乗してティナドゥへ向かう。

ティナドゥの港、船も少なく、人も少ない感じ。
その辺にいる人に聞いて見ても、
「今日は無理じゃない?」
という反応。

そして、仕方なく港の木陰で本を読みつつ、港に来る船をチェック。

そこへ
「リゾートのスピードボート来たよ!行ってみな!」
とさっき声をかけた女性に言われ、行って見ると…
「Jリゾート」
ローカル名が「デバナフシ」
「ゲマナフシ」に似ているから、飛行場で最初にそこに行きたいと勘違いされたところ。

どうやら、ティナドゥの病院にゲストを連れてきたらしい。
彼らにも聞いて見る。
「ゲマナフシ島に行きたい」
そうすると、うちの島に一番近いリゾート「Pリゾート」のスピードボートを教えてくれた。

そして、同じ時期に校長先生からも電話が来て、
そのPリゾートのスピードボートに便乗して、
リゾートからはデンギーで帰るように言われた。

とりあえず、これで島へ帰る道は見つかった。

が、しかし…
時間はまだ10時…
Pリゾートが空港を出るのは19:30…
まあ、その日のうちに帰れるならいい!
ということで、ここから10時間待つことにした。

ティナドゥにいるよりも、
空港のカフェの方が気にせず座っていられるから
また空港へ戻ることに。
こんどは、「給油中の「Rリゾート」のスピードボートに便乗。
また空港へ。

空港にいると、
ゲストのお迎え、見送りにいろんなリゾートのスタッフが来る。
10時間もほぼずっと同じところに座っていたわけで、
いろんな話が聞けた。
島の外を知っていて、いろんな外国人を相手にリゾートで働く人々は、
考え方、話しぶりがやっぱり島の人と違う。
同じモルディブ人、でも違う分野で働く人と話を聞くのはなかなか面白かった。

いろんな話の中で、とりあえず聞くのは、
「安く行く方法はあるのか?」
ということ。
もし、もっと早くこの情報を得ていれば、
この環礁でもっとリゾートへ行ったな~と思う美味しい情報がたくさん。
しかし、今から3月まではハイシーズン……
そして、3月には帰国。
行くチャンス、あるかな~~~


数年前までは一つもリゾートがなかった環礁も、
今はどんどんリゾートの数が増えているみたい。
ただ、クッドゥ空港ができたおかげで、
うちの島付近のリゾートは、日が沈んだ後しかカッデドゥ空港を使っていない。
クッドゥ空港にライトが付けば、もうこの空港は使わなくなる。
今回は、とりあえず早く任地へ帰りたくて、
カッデドゥ空港を使ったけれど、
遠くて船のチャーターは難しいし、
リゾートの船も来ないんじゃ、
やっぱり私もこれからはクッドゥ空港を使うべきだな~と反省。


日が沈み、
19時前に予定通りPリゾートのスタッフが空港へ。
ちゃんと、校長先生から話も通ってた。
まあ、なんせ校長の弟もスタッフの一人だし。

Pリゾートは高級リゾート。
高級リゾートの証拠とも言える新型のライフジャケットが渡され、
「音楽聞く?」
と言われ渡されたケースには、
BOSEの立派なヘッドフォンとi-podタッチ
その中の音楽を聞きながら、リッチな気分のスピードボート
1時間の旅。

そして、リゾートへ到着。


さあ、ゲマナフシまであと少し!
でも、ここからの旅は、
今回の予定外のマレ上京でいい思いをしたことも、
空港で10時間待ったことも
ぜんぶチャラになってしまうくらいの1時間だった。

そう、ここからがタイトル通り
「海との戦い」

まず、
リゾートに着いたのが21:20
21:30にはデンギーが到着すると言われたけれど、
デンギーは来ない。
22:00になっても来ない。
その間、数名と連絡をとっても
「向かってるはず」
「近いと言っていた」
という情報だけ。
雨と強風…
そして真っ暗な海。
向かってくるデンギーは見えない。
そして、デンギーで向かってくれている人とは直接連絡がつかない…

モルディブに来て、
恐い思いってあんまりしたことなかった。
津波警報が出て、部屋で何もできずにいたときよりも、
昨日の海を眺めているときのほうが不安だった。。。

ひとりで待っていたら、
不安で不安で仕方なかったけれど、
リゾートの人も二人一緒に待ってくれていたし、
学校の先生に電話しても
「大丈夫!Nothing will happen」
と言われ……

でも、22:15くらい。
やっとデンギーが見えた。
大雨でびしょぬれ、
そして、穏やかでない海でデンギーを港へ近づけるのは大変。
でも、迎えに来てくれた先生に名前を呼ばれ、
そこで、すごく安心した。
正直、連絡もつかなくて、途中で何かあったんじゃないか…
そんな不安があったから。

リゾートでレインコートを借りて、
私もデンギーに乗り込み、
いざ、ゲマナフシへ。

暗くて、波もよけにくく、
たまに波にぶつかると、水が思いっきり入ってくる。
雨でぬれるのは構わないけど、
波にぶつかるのは、やっぱり恐い……。
でも、波の向きとしてはゲマナフシへ向かう方が楽だったようで、
30分ほどで到着。

「危ない」
と言って、みんなにとめられても迎えにきてくれた島の人。
そして、港で待ってくれていた先生。

申し訳ない気持ちと…
感謝の気持ちと………

でも、無事に到着してよかった。

部屋では5匹のゴキブリが待っていてくれて、
家を空けてもらうために起こしたバングラ人と人騒ぎ。

あ~、
疲れた。
でも、帰って来られて良かった。


「どうにかなるだろう」と思っていたら、
本当にどうにかなった訳だけど…
こんないろんな人に迷惑をかけるなら、
危険を冒すなら……
やっぱり、島にいるのが一番。
めったに、上京するもんじゃないな…。



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バラーバル

Author:バラーバル
モルディブ、ゲマナフシ島
(2011/07/26
     ~2013/03/20)

青年海外協力隊として、
小さな地方島の学校で、
小学生に体育を教えています。

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