2017-10

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バラーバル体育ワークショップ 第4弾

それぞれの隊員が任地で関われる先生は、
多い隊員で20人くらい。
少ないと10人弱。

体育の普及のために日々任地で活動している私たち。
でも、要請書通りに、
それぞれの任地で一人一人が活動しているだけでは、
国全体への普及にはかなり時間がかかる。

それに、一人でできることってやっぱり限られている。
何でも、束になってかかったら、影響力は大きい!


普及のスピードが遅くなっている原因の一つ。
この国の地形的な問題。

小さな島が点在していて、
交通の便が悪い。
島同士の交流が難しい。
物も、文化も、外から入って来にくい。


そこで、出てきたのが
「国立大学のキャンパス4つを巡ろう!」
という提案。


モルディブの住民島、約200島。
そのうち、
大学のキャンパスがあるのは、4つだけ。
つまり、
大学にはいろんな島から人が集まってくる。
だから、
キャンパスに来ている人にワークショップをすることで、
彼らが学んだことを、各島へ持ち帰ってくれる。
そうなれば、
普及のスピードが上がるのではないか。

そんな目標を立てたのが2011年の年末。


そして始まった。

1年かけて、
南北754 kmのモルディブを南へ北へ

バラーバルWSマップ


多くの出会いがあった。
そして、私たちも学びがあった。

第1弾 首都マーレ(2012年3月)
第1弾

第2弾 北の中心地 クルドゥフシ(2012年5月)
第2弾

第3弾 最南端 アッドゥ(2012年11月)
第3弾

第4弾 南の中心地 ティナドゥ(2013年1月)
第4弾



ティナドゥ島は、
世界最大、そして最深と言われているフヴァドゥ環礁に属している。

フヴァドゥ環礁



フヴァドゥ環礁は、住民島は17つのみ。
でも、無人島も含めると全235島からなる環礁。
そのため、環礁を二つに割って、北と南で行政区を分けている。
そのうちの北のガーフアリフ環礁が、
私の任地、ゲマナフシ島が属する環礁。
そして、ティナドゥ島は、南のガーフダール環礁の首都。
私の任地ゲマナフシ島からほぼ真西に約60kmのところにある。


環礁は最大。
でも、開催地の規模としては最少
マレの人口 80000人
クルドゥフシの人口 8000人
アッドゥ(ヒタドゥ)の人口 13000人
ティナドゥの人口 6000人


ティナドゥキャンパスに
ワークショップ開催のリクエストを出したのは、
開催一週間前。
そして、島の規模も最少ということもあり、
「人が集まらず、3月に延期かな…」
と思いつつ、連絡をした。

「参加者、何人かわかりましたか?」

「セブンティーン」

(やっぱり、そんなもんか…延期…かな?」

「キャンパスだけじゃなく、二つの学校からも参加者がいるよ」

(それで、17は少ない気が……)

「ワン セブン じゃなくて セブン ゼロ だよ」

(えーーーーーー)


ということで、
参加者70人なら、延期にする訳には行きません。
それから、WS不参加の予定にしていたボランティアにも、
無理言って参加してもらい、
語学訓練中の新隊員2名を除き、
分科会全員参加、
参加者数も最大規模の第4弾に。


電話でのやりとりのみで、
事前に会って打ち合わせすることなく、当日を迎えた。

任地がティナドゥに近い私ともう一人は、
朝早くから行って、打ち合わせをするつもりだった。

でも、結局到着したのは、
首都から飛行機組が到着する1時間半前……。


でも、
開催場所側の代表者であるキャンパスマネージャーが
いろいろとやってくれる人で良かった。


あせることなく、
飛行機組を港でお迎え。


小さいボートで



私たちのスピードボートは右側の小さい方。
今まで調整員の方が任地に来るときは、
2回とも左のサイズのスピードボートだったから、
今回も当然同じようなスピードボートだろうと思っていた。

でも、
うちの島に朝やってきたのは、
この小さなスピードボート。

当然、
飛行機組もお迎えのボートの小ささにびっくり!!


まあ、
この後、このスピードボートのせいで
いろいろと振り回されることになる訳ですが…
この件は後で。


「ようこそ、ようこそーー」
と言って6人のボランティアを迎え、
ゲストハウスに向かうためピックアップに乗り込む。

その時……


「え?なんでいるの?!」


そう、
迎えたのは6人ではなく
7人のボランティアだったのです。

首都マレで卓球コーチをしている短期隊員。
2月6日帰国の彼とは、10日前、マレでお別れをしてきた。
「次に会うのは日本だね」って。


なんと、
前の日の夜の思いつきで、
このティナドゥまでやってきてくれた。

今回のワークショップの特別ゲストです。



3連休を利用した今回のワークショップ。
ただ、3日目は同期隊員の任地であるガッドゥ島へ移動し、
そこでもワークショップを行うため、
今回はタイトな二日間スケジュール。

到着し、
落ち着く暇もなく会場下見やらなんやら。

なんせ、3時間後にはワークショップが始まる。


24日(木)

【セクション1 16:00~18:00】
①全体講義-1「体育の重要性と目的」
②全体講義-2「体育の年間指導計画」
③全体講義-3「基礎的な運動 走・投・跳」

【セクション2 20:00~22:00】
①全体講義-4「体育の評価」
②全体講義-5「体育の指導の工夫」
③全体実技-1「集団行動」「準備運動」

25日(金)

【セクション3 7:00~9:00】
①グループ実技-1「走or投or跳」
②グループ実技-2「走or投or跳」

【セクション4 16:00~18:00】
①グループ実技-3「走or投or跳」
②グループ実技-4「参加者による模擬授業」

【セクション5 20:00~22:00】
①全体講義「まとめ」
②閉講式


ほぼ内容としては第1回から大きな変化はない。
でも、参加者の人数や日数に合わせて、
徐々に変化を遂げてきた
バラーバル体育ワークショップのプログラム。

私は、いつも全体講義を担当させてもらってる。

今回の第4弾では、
全体講義-1,2,4の3つを担当。
「体育の重要性と目的」は、
第1回から毎回ずっとやってきた。
辞書片手に作った英語の文章のため、
最初は、原稿を読む感じだった。
でも、今はだいぶ自分の言葉になってきた。
改良を加えて、だんだんとわかりやすくもなってきたはず。
わかりやすい英語の言い回し、新しい英単語、
ワークショップの準備は、おかげで英語の勉強にもなった。


実技は、4回を通してすべて、

「走運動の補助」

私は小学校教諭であって、
体育の専門家ではない。
でも、体育分科会の構成メンバーの半数は体育隊員。
体育の専門家。
このワークショップを通して、
そんな彼女、彼らから私も体育の専門知識をたくさん学べた。


第3回までずっと走運動を一緒にやってきた隊員が1月に帰国し、
今回から、走運動の実技担当者が変わった。

走運動


私より1年後に来た隊員。
モルディブ隊員でただいま最年少の彼女。

私よりも6歳も若い。
(この間帰国した初代走運動実技担当者も5歳年下だったけど…)


若さあふれる彼女。
努力家の彼女。


そんな彼女の授業を見ながら、
あと2か月後は、
こうしてもう一緒にWSはできない。
でも、
こうやって一緒にやってきたメンバーが、
新しいメンバーと共に、
またバージョンアップして活動が継続されていくんだな~
となんだかしんみりするような気持ち。
ぜひ続けて行ってほしいと願う気持ち。
頑張ってほしいと応援する気持ち。

なーんて、
引退を控えた分科会会員らしい気持ちになってる自分がいた。



このバラーバル体育ワークショップ
いつも意欲的な参加者たちに出会えて、
私たちもパワーをもらえる。

実技のために
休憩時間にわざわざ靴を買いに行ってくれた参加者もいた

運動靴



「うちの学校にも来て、ぜひワークショップを開いてほしい」

「すごく勉強になった。ありがとう」

「帰ったら、自分の学校の人にも伝えたい」

「2日間じゃ短すぎる。もっとやってほしい」

そんな前向きで意欲的なことを
参加者から言われる。


ありがとう。


やってよかった。

今回もそう思えたワークショップになった。

集合写真



余談ですが…
集合写真の私は電話中。
思いのほか小さかったスピードボート。
それによって振り回された私。


小さい上にやたら高いこのスピードボート。
参加者の中に便乗したい先生もいたため、
大きなスピードボートに変えてほしいとリクエストすると…
やったら高くなって無理。
そのためとりあえず、小さなスピードボート2台に変更。
ところが、
「そんな高いスピードボートありえない」
と島の人に言われ、
もうキャンセルして違う会社に頼もうとあちこち電話してもらったものの、
どの会社も出払っていて、スピードボートがない。
そうこうしているうちに、
「飛行機の時間が変更になった」
とか
「やっぱり便乗するのはやめた」
とか……
まあ紆余曲折あったものの、
結局行きと同じ小さなスピードボートにみんな乗ってガッドゥへ移動。

この国で、
いつも一番悩まされるのが、
交通手段………。


5年後、
10年後、
この国も、いつでも好きな時に移動ができる時代がくるのだろうか…




さて、
そんなスピードボートで2時間弱。
ガッドゥへ到着。

私にとっては3回目の来ガッドゥ。


今までは、
ただ遊びに来ていただけ。
でも、今回は違う。
ワークショップ開催のための来ガッドゥ。


ガッドゥで活動中の同期隊員の要請を出したのは、
現在うちの学校で校長をしている人。

元々ゲマナフシの人だけれど、
1年弱、このガッドゥでも校長をしていたことがあり、
その時に、要請を出したらしい。

だから、
距離が近いだけじゃなく、
なんとなく親しみがあるし、
気になる存在。


ガッドゥの学校の方が道具も充実。
学校の規模も大きい。

だけど、
なかなか理解が得られず、
隊員一人で1年半授業をしてきた。

隊員の立場、活動目的をうまく理解してもらえなかったのは、
要請を出した校長が今はいないことが、大きな原因の一つ。


その校長は、
いまうちの学校にいる。
だから、時期が少しずれていたら、
私の活動も大きく変わっていたと思う。


ガッドゥの同期隊員は、
今まで2回もうちに来て、
ワークショップを手伝ってくれた。


私も、
ガッドゥでワークショップのお手伝いがしたい!!


そう思い始めたのは、
ワークショップに来てくれた同期を送るために、
初めてガッドゥへ訪れた1年2か月前…。


なかなかその思いが現実化しなかったけれど、

同期の今までの努力が実り、
何と今年度から、
クラス担任と共に体育の授業を担当。
しかも、
「現地教員をトレーニングしてね」
というスタンス。

そんな大きな変化が起きたため、
「こんなベストなタイミングはないよ」
ということで、
タイトなスケジュールでも、
みんなでガッドゥへやってきてワークショップ開催となった。


ガッドゥWS




よかったよかった。
本当に。


先生たちもすごく楽しんでくれて、
いい雰囲気。



ガッドゥには、
もう一度ワークショップに来る機会がありそうです(*^_^*)





ガッドゥ島を後に、
いざ、ゲマナフシ島へ。


今回は、うちの島でワークショップは不可能がスケジュール。
でも、せめて島を案内できれば…
そう思っていたけれど、
結果は、滞在時間20分程度??
家と学校を見てもらって、
みんなはあわただしく空港へ向かってしまいました~~
残念。
まあ、仕方ない。



さて、
バラーバル体育ワークショップ
4キャンパスを制覇。

そして、
残り任期はあと1か月半。

もういっちょ
大仕事が待っております。

音楽分科会と体育分科会のコラボ企画。

マレの学校にて、
「体育、音楽、図工の授業研究&研修」

それから、休日を利用して、
「子どもと保護者対象の参加型イベント」

その名も、
「waku waku フェスティバル with JOCV」


開催したい予定日まで
あと二週間。
まだ形が定まっておりません(笑)
日程も、まだ決定でなく、
リクエストしている段階で……。

まあ、
ここでの活動はいつもこんな感じ。


どんな形になるにせよ、
開催にはこぎつけたい。


バラーバル体育ワークショップ同様、
「やってよかった」
と私たちも、現地の人も思えるような…

ワクワクするイベントになりますように。

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プロフィール

バラーバル

Author:バラーバル
モルディブ、ゲマナフシ島
(2011/07/26
     ~2013/03/20)

青年海外協力隊として、
小さな地方島の学校で、
小学生に体育を教えています。

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